一年をふりかえって

久しぶりに、三線のことを書きます。
今年は3月にコンクールを受けに沖縄に行き、登川流の最高賞をいただきました。
賞をいただくまでに、本当にいろいろなことがあり、学び、これもこれで終わりでなく
今まで以上の覚悟と意志をもってがんばりなさいという奨励賞を頂いたと思っています。

9月には賞受賞記念の祝賀会があり、台風直撃のなか再沖。
登川先生の前で「旅の空に」独唱という機会をいただき、
案の定ずっこけましたが(^^;)
私の中では一生忘れられない思い出になりました。



10月には私の所属する「茅ヶ崎三線クラブ 10周年記念ライブ」が
横須賀のソレイユの丘の屋外ステージで開催されました。
私は三線初めて7年半。10年全部の歩みは知らないけれど、
この10年で広がった三線の輪。そして出会ったひとの輪。
それを実感するとってもいいライブでした。

そういえば先輩としてアドバイスできれば・・・とはじめた
初心者クラスの講師もいつのまにか4年近く。まだまだ勉強の身なのに
みんなに支えられあったかい目で見守られてここまできました。
これからもがんばらなくちゃ、と一層思います。


これまた10月の終わりには、そういえば初めて舞踊の地謡(じかた・唄と三線で伴奏するひとたち)
を沖縄川崎芸能大会という大きな舞台で経験させていただきました。
たった3分半の本番に向けて、舞踊の方達と、他の地謡の方たちと
何カ月も前から、それも東京で、川崎で、鶴見でと場所も時間もつかって
気の遠くなるよな練習。
その中でどれだけのものを得ることができたか。たった3分、なんていう言葉は使っちゃいけない、
この時間のすべて、いろんな人のいろんな想いが集約された3分半だった。
ほんとにありがたい経験をさせていただきました。



今年は三線だけじゃなく、三線仲間と師匠と「The Peajars」というバンドを組んで
その中で担当になったジャンベ(アフリカの太鼓です)も
何度も昔の三線以上に(?)ダメだしや自分のふがいなさに
落ち込んでは練習し、また壁にぶち当たってはまたやり・・・と
奥の深さを知った一年でした。


6月ごろかな・・・ライブで散々にできなくて、
できない自分に先が見えなくて、やめようか真剣に悩みました。
結局もう一度やってみようとは思ったけど
いいかげんなことはできない、もうこの二の舞はいやだと
距離的にも遠いメンバーと時間をやりくりしてリハを重ねてきました。

1月6日にはさっそく川崎のゆんたくという沖縄料理屋さんでライブがあり、
年末年始も気がぬけず、ヘンに緊張の中で練習してます。


まだまだ結果が出たとも言い難いこのバンド(><)
でも確実に私の中では
なにか育ってるよね、、、、と思いたい。




ああそれから、今年はいろんなところでライブやりました。
特に私の住んでる地域で、老人ホームやデイケアセンターでのボランティアライブ。
地域のお祭りや、お誕生日会にも呼んでいただきました。数えたら・・・
なんと30本ちかくやってました!
地域だけじゃなく、ブログ友達の二胡奏者のKさんと横須賀でも2回。

ライブには協力していただいた茅ヶ崎三線クラブのメンバー、ほんとに数知れず。

そして平日の昼間なども稽古の前の時間を割いて来てくれた師匠。
どうもありがとうございいました。またこれからもよろしくお願いします。

地域でもちょびっとだけ三線の種がまけて、
その縁で地元の沖縄料理屋さんで、
月に1度ライブのお話をもらい、先月からはじめました。
来年どうなっていくかな・・・とっても楽しみです



とどめは先日の茅ヶ崎三線クラブの忘年会でした。
忘年会といっても、みんな芸達者ばかり、演奏、出し物いっぱい。
私もこの機会をもらって、ずーっとずーっと、5年越し位に
やりたかった古謝美佐子さんの「橋ナークニー〜かいされー」を
バイオリンも三線も上手なクラブのメンバーMさんといっしょに演奏。。。
どんなふうだったか、自分では振り返れないほど夢中だったけど
ほんとに楽しい時間でした。

いろんな出会いがあって、輪が幾重にも重なってすごくおもしろくなってきた!

来年につながる、楽しい会だったなぁ・・・。




そんなこんなで、苦あれば楽あり、楽あれば苦あり(^^)
まだまだ長い道のりです。
でもこの歩いている一日一日が人生なのよね♪




以上、ふりかえり終わり!


来年もよい年でありますように!