いよいよ来週

ここのところ、卒園の歌の合唱レッスンが毎日のようにある。
それも当然、3部合唱曲24曲を暗譜して、来週が本番だから。
今年の卒園児ひとりひとりの歌も傑作揃い。
どの曲もすてきなピアノ伴奏と、今年はフルートやトランペットや三線(!)まで入る曲も。
今日はこどもたちと合わせての練習だったが、大人は楽譜手放せないのに、
子どもたちは堂々と、むずかしい曲もみーんな元気良く歌っていた。
音程を気にする段階から、ここは強く、ここは甘くレガートに、クレッシェントを意識して、と
だんだん表現の段階のレッスンになってきて、本番が近いことを意識させられる。
来週の卒園式を終えると、もう人前で歌うことは皆無の24曲たち。
でも、「○○ちゃんのうた」という曲を贈られたその子たちや家族にとっては一生の思い出となる歌たち。
だから、紅白で歌われる歌と変わらないくらい、いやそれ以上に価値のある、かけがえのない歌たち。
来週がすぎるとこの楽しいレッスンも、次の年の曲ができるまでないのか・・・と思うとそれだけで寂しい。
寂しいと思う自分は、本当に歌・・・音楽が好きなんだなぁと思う。

三線にのめりこんだのも、沖縄の歌にのめりこんだからだった。
歌が・・・音楽がすきだったんだんだって思う。
謡曲やポップスやクラシックの有名な歌以外にも
世の中にはこーんなに素敵な歌があふれてて、
歌うことで元気になれて、ひととつながれて、気持ちをひとつにできる。
歌いながら、生きててよかったなぁなーんて、
へんに単純に感動して
涙なんかも出てきてしまうここ最近なのでした。