今日の日記は長いぞ〜テンション下がるまで眠れそうにないから。

この冬、ハラハラしながら見守っていた娘の受験、実は一勝二敗でした。本命の高校には、手が届かなかった。15歳の娘にとって、つらい試練の季節となりました。
合格発表前から、自己採点でどうもダメだということになった2、3日、それはそれは痛々しいほど泣いたり怒ったり人にあたったり・・・よくショックなことに人間が出会うと、驚き→怒り→悲しみ→受容する、っていうけれど、本当にその通りだった。親の前では泣かないけれど兄の部屋で大泣きしてる声が聞こえたときには本当に胸が痛んだ。

でも・・・親が思うほど、というか驚くほどそれを乗り越えるのが早かった。親としては、もう今度行く高校に行きたくない、入学手続き行かない、っていうんじゃないかとハラハラしていたのに、受け入れるのに2、3ヶ月はかかるかと思っていたのに、一週間後には「お母さん、あの高校に行くの楽しみになってきた」の言葉が聞けた。
そこにいくまで、いろんなことがあった。友人の励ましはもちろん、中学の先生からの長文メール。
「高校受験というのは長い長い人生の通過点のひとつであって、そこで思い通りにならなくても、それまでにやってきたことでムダになったことは何もない、必ず役に立っている」と・・・その先生の子供は自閉症で、養護学校に通っている。娘は担任じゃないけれどいつもいろいろ話を聞いてもらっていたらしい。本当に、子供は親だけに育てられてるもんじゃないな、と思った。
めざした高校に入るには足りなかったかもしれないけれど、娘のがんばりはほめてあげたい。そしてきっとそうして決まった進路の先に、前向きに進もうとしている娘を応援してあげたい。そうだよ、何が作用して転んでどうなるか、なんて長い人生、わかったこっちゃないんだから。
私だって、33才になるまで保育士になりたい、、っていう自分のやりたい強い想い、見つからなかったよ。39才になるまで、三線にだって出会わなかったし。
要は心の持ちよう!試練はきっといつか自分の糧になる日がくる。

今、落ちついて巡ってきた春を楽しもうとしている娘。早速ストレートパーマかけたり、友達とボウリング行ったり、自分のブログ作って友達とやりとりしたり・・・きっとこれからもハラハラさせるんだろうな・・・でももう、親がどうこうしてどうかなる年齢じゃない。見守るしかない。がんばんなよ〜とエールを送るしかないよね。


あ、まだ一人いた。淡々とこの一連の出来事を見ていた次男。
頭いたいよ、一番あんたが心配だ〜!!!