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雨。家でじっとしていたら今日、「ここにいること」に耐え切れない気分になりそうで、映画に出かける。
椿山課長の七日間
- 作者: 浅田次郎
- 出版社/メーカー: 朝日新聞社
- 発売日: 2005/09/15
- メディア: 文庫
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突拍子もないストーリーだけれど、泣かせる。観終わったあと、泣いて泣いてすっきりした。
ストレス解消に泣く、っていうのもいいのかも、って思った。
それにしても何で「鉄道員」もそうだったけれど、浅田次郎って、泣かせ上手なんだろう。すごいところは、映画で泣かせるのはわかるけれど、この物語を映像でなく、言葉、文字で綴って作り、泣かせることができるってこと。映画で観てしまうと頭の想像と違ってしまってイヤだ、というときもあるけれど、このストーリーは映像でみても良かった。
娘がファンだった(今は彼氏ひとすじ)成宮くんも、14才の母の志田未来ちゃんも、3丁目の夕陽の須賀健太くんも、上手かった。
最後に流れた主題歌のコブクロの「あなたへと続く道」も、久しぶりに沖縄以外の曲で、いいな、と思いました。