ミニバラ

とうとうゴールデンウィークも最終日となった。いつかはこの日が来るとはわかっていてもやっぱりため息がでる。少しずつ明日の準備とか、おやつの材料の買出しや段取り考えたりと、仕事モードになりつつあるのがわかっていてもため息。遠い未来と思っていてもその日は必ず来る。いつもそして来た。だから人生が終わる日も、必ず来るんだなあとえらく飛躍して考えたりした。

夕方買い物に行くとスーパーの入り口のところで行列ができていて何かとおもったら母の日の花束を買う人の列だった。お父さんや一輪のカーネーションを持った小学生、家族できていてこれにするね、とお母さんが気に入った鉢植えを持って並んでる人もいた。たぶんうちの子たちは今日の様子からして忘れている、というより認識していないだろうと思いながら通り過ぎようとしたがふととてもきれいなサーモンピンクのミニバラの鉢植えに目が止まり、どうせだれもプレゼントしてくれないんだから自分で買おう、と500円で買ってきた。案の定、リビングに飾ってもなんでここにバラがあるのか、バラがあることすら気がつかないお子様たち。いちおう私もハハなんだけどな。ま、いいか。