終わってしまった〜

昨日、体調無理無理に回復させて挑んだ卒園式。
何度やっても揃わなかった「ゆうとのうた」は
本番前にRちゃんのお母さんから
「今日はちゃんと決めたいよね、やっぱりこの歌で送り出すんだから」
との言葉を聴いて気合はいる。
どの歌もその子たちのお父さんやお母さんも回りに一緒に歌っていて、
この曲は苦手だからと力加減はできないし
涙で歌えないひとも中にはいるからこそ、
その分ちゃんと歌ってあげなくちゃと責任も感じる。

毎年のことだけれど、一曲終わるたびに安堵感と同時に
もうこの何ヶ月も練習で歌ってきたこの曲も
離れていっちゃうんだなと寂しくなる。
(歌いつづけようと思えば歌えるんだけど・・・また来年の歌がでてくるとどうしても・・・ね)
ゆうとのうたは、4部に分かれて輪唱形式になるところがとてもむずかしくて苦戦したけれど
歌い終わったあと前にいたRちゃんのママが振り返って小さくガッツポーズ。同じ気持ちだった。




こうして歌の季節がまた終わった。
こうやって歌い続けて数えればもう10年になる。
はじめは9人、9曲だったのに今年は24曲。
来年はまた、どんな歌と出会えるかな。
しんどい気持ちもあるけどきっとまた来年私はここで歌ってるんだろうな・・・
そんなことを考えながら、すっかり春の陽気の会場を後にしました。