小田原へ

うちの上司は相当変わった人で、テレビで「かまぼこアート」という、かまぼこ板に絵を描いて楽しむものがあるらしいと知ると、その美術館があるという愛媛にまで行って来ようと本気で思ったとのこと。阪神大震災で表札もなくなってしまったお宅にかまぼこ板で絵を描いた表札を作ったのが始まりという説もあるという。でもさすがに家族に反対されたが(先日も北海道に自費で研修に行ったばかり)小田原に同じような展示場があると知って(かまぼこ名産の地だからね)「あるって!!!行こう!!!」と強引に運転手役として連れて行かれた。
道はすいていて、「鈴廣かまぼこ博物館」まで、一時間ほどで到着。
これが狭いスペースながら意外や意外、すごく見ごたえのある作品(2〜3年に一回コンクールが行われている)が展示されていた。
絵を描くだけじゃなく、小豆をくっつけてアリの行列みたいにしてるのあり、チョコレートを模してるものあり、子どもの作品もとってもいいのが沢山。
    
上司の目はキラキラ。「これ、子どもに描かせて投票させて、賞品はこれにしよう!!」とかまぼこ型けしごむ、キーホルダーを買い込む。
さーて、どんな作品ができるかな〜。 かまぼこ板はもうすでに呼びかけて100枚くらい集まっている。上司の熱意にため息つきながらも、けっこう私も楽しみだ。