うたに呼ばれてる?

今夜は雲の流れが速くて、
そのすき間から見え隠れする月を見ていると、
妙な気分になる・・・。
満月に近づくとへんにテンション上がったり、
月が欠けてくるとやけに悲しくなったり、いろいろある(気がする)。


そういえば沖縄の唄には月が歌詞に入った唄、多い。
星よりも圧倒的に多いと思う。
でも和歌にも多いから、月を見上げて物思いにふける心理っていうのは、
土地が違っても、今も昔も
同じなのかな。


それにしても、ここのところ出会う唄の数々は、唄いたいと思う唄たちは、
なーんてぴったりと私の気持ちに寄り添ってくれるのかしらん。
でも、逆にこうも思うのよね・・・


仏像を彫り上げたら、それに魂をいれる祈祷をするように、
唄にも、何か宿っているんじゃないか・・・?

その唄たちは、唄ってくれるのを待っている。
唄ってもらえる人を探していて、
ぴったり合う人を呼び寄せてるんじゃないか・・・



おいで、おいで〜って。


お化け〜!!!


夏だからなのか、
今日の空が異様なかんじなのからか、
そんな気分がした。


ここのところ、こわいことばかり、
偶然と思えないような不思議なことばかり起こるもんだから、
ふっと、そんな考えが浮かんだ。


もしそうだとしたら、
よろこんで、そのうたの霊に乗り移られて、
思う存分唄ってあげようと思う。