ひたすら手首の力を抜いて弾く。そのためには姿勢。胴の上にちゃんと腕を置かないとだんだん腕の位置がずれてヘンに力が入ってきてしまう。
そして・・・太鼓をたたくときの動きを思い出して、メトロノームといっしょにリズムを刻む。ブラブラブラブラ・・・とぶつぶつ言いながら。
できなくなってきたら、左手離して、工工四を無視して、右手だけジャカジャカ弾いて手の動きだけ思い出す。(この前師匠にこれをやれといわれてやってみたらできなくてショックだった)

今日は遅い曲から早いのまで、ひたすらそれを意識して弾く。意識しすぎると力が入るから難しい。
「加那よ〜」でどうしても「中五中七中七中五七工五中七・・・」の「工」のところがすべって音が出ず、あれ?あれ?で何回やっただろう。あせってるからだとわかっててうまくできなくて、「もうやだ〜!!」とひっくり返って、物に当たって、気分転換にコーヒー飲んで、また違う曲やって・・・こんなことばっかりしてた。


夕食後、もう一度弾いてみる。そしたら、すんなり弾けた。
まぐれ?ううん、また弾けた。


ちょっとうれしかった。


また明日戻るかもしれない。
でも、いい。
今日こうして過ごしたことはぜったい無駄じゃないから・・・・。