くるみ餅

時々実家から送ってもらう、思い出の味。
高校の近くに堺のチンチン電車阪堺線が通っていて、私の通学電車ではなかったけれど、時々友達とうろうろしたりした時にこの「かん袋」というくるみ餅のお店によく行った。

いつも行列ができる人気の老舗で、中でも夏の暑いときに食べる「氷くるみ餅」はほんとにおいしかった。くるみ餅というと別の地方では木の実の「クルミ」が入っている別のお菓子みたいだけれど、堺のは白玉に抹茶入りの餡がかかっている、とってもやさしい味。そのままじゃ甘すぎるように感じることもあるけれど、きめ細やかなかき氷がのってると、丁度よくて、最高。
ときどき無性に食べたくなって、母にリクエスト。

食べたくなる理由のひとつはなつかしい高校時代を思い出すからかなあ。そういえば何年も前、さわ(同じ学年だった女優の沢口靖子ちゃん)がはなまるマーケットっていう朝の番組で、ゲストが持ってくるお土産に、この「かん袋」のくるみ餅、持って来てた。ああ、思い出はいっしょだな、って思った。


25年ぶりの同窓会が11月にある、と案内の葉書が実家に届いたよ、と母が転送してくれた。
諸事情により・・・行けないけれど、文面になつかしい名前。あれ?この人はわかんない、っていう人も。
去年の中学の同窓会みたいに、きっとすっかりいいおじさん、おばさんになったみんながわいわい集まるんだろうな。私はこっちで元気にしてますよー。
かもめ、みと、みんなによろしく伝えてネ〜!