スケジュールの都合で二ヶ月ぶりのレッスン。発声練習と、「夏の思い出」「エーデルワイス」「野ばら」を歌う。久しぶりだから声が出ないと先生は予想していたが意外と高音域が出て、先生もあら?、という感じで、いつもはまあこんなもんでしょ、と素通りするところも細かいところまで指導してくれた。ジャンルは違うけれど毎日声は出してうたってます、と言うと「歌いかたは違ってもやっぱり共通するところはあるのね」とイタリアオペラのソプラノ現役歌手の先生もにっこり。
 ただ、スタッカートの発声練習は「腹筋使ってないわよ」と指摘される。ほんと全然だめ。へんに力入れるとこんどは「息が流れていないわよ」と。歌の最中もときどき力んで息が流れないように聞こえてつらそうなときがある、と昨日の三線のお稽古でも同じことを言われて、あーやっぱり、と思った。もっと身体をほぐしてやわらかくしてね、とアドバイスをもらった。たった30分の個人レッスンも、4年続けているとそれなりに役に立つ。