長男の高校の保護者会。こういうのは苦手だから避けたいところなのに、成績表を必ず親に手渡すから、と出席は半強制。超マンモス高で、2000人ぎっしりの講堂で名物校長先生のいつものさむーいオチつきの話は、意外にも今日は娘のオムツ外しの話ではじまった。
ちゃんと「シーシー」と教えてくれて、順調にオムツもとれるかと思っていた矢先、一度失敗したときにおしりをペン!とやってしまったんだそうだ。そうしたらそれ以来一ヶ月以上、「シーシー」と教えてくれなくなってしまって元に戻ってしまった・・・とここまでは、何で男子校で、それも高校でこんな話?と思ったが、これは教育全般に言えることだと思う、だから学生がちっとも自分で考えようとしなかったり、ムカッとくることがあってもこの「ペン!」を思い出して喉元まででかかった非難の言葉をぐっとこらえるんだ、殻に閉じこもる最近の子どもに本当に伝えたいことがあれば、心を開くまで辛抱強く話を聞いたり、いろんなことをこちらからやってあげたり、するんだ、という話だった。この間の娘と父のケンカを思い出してだんなに聞かせてあげたかった。 

その後部活の「母の会」で会食。こちらも避けたいところだったが「来年部長になるご子息のお母様は役員をやっていただくことに決まっています」という。イヤだからあんた部長になるのヤメテ、とも息子に言えず・・・地方出身の私にはわけのわからないことだらけのこの学校(どう考えても人種が違う人がうようよいる)に詳しいお母様方に挨拶がてらいろいろ根回し、たのまなくちゃ、と出席。・・・あー疲れた。 ただ、息子の仲が良い友達のお母さんが出身地が同じことが判明し、大いに盛り上がり・・・(世間は狭い!)それだけでも行って良かったかな。