今日私が出かける間にだんなに「ニライカナイへの手紙」を見せたら案の定泣いたらしい。久しぶりに良い映画に出会った、と満足げだった。

子どもに、ではないけれど5年後の自分へ、と手紙を書いたことがある。18歳のときだった。「5年後のあなたは何してる?今何したいか自分でもわからない、23歳のあなたはやりたいことが見つかっていますか?」そんな内容だった気がする。

まさか、結婚して子どもがいるなんて、これっぽっちも思わなかった。

5年前の私だって、朝から晩まで仕事して、三線にはまっている今の私は想像だにしなかっただろう。

そう思うと、人生なんて明日何がおこるかわかったこっちゃない。
どこへ転がっていくのか、誰も教えてくれないし自分でもわからない。

でもある日、いろんなところで重要な出会いや分岐点がいきなりやってくる。
それに乗るも自分、見過ごすのも自分。 
突然なんだけれど、アンテナをたてていれば、心の底に想いがあれば、転がる方向もそれは偶然だけではなく必然なのかもしれない。 
想像はしていなかったけれど、じゃあ今の自分がイヤかというとそうではないもの。

さて、「5年後の私へ」
5年後、あなたは何していますか?どんなステキな女性になっていますか?5年間を充実して過ごしていましたか?何か悩みを抱えていたらそれにぶつかっていく気力や体力はちゃんとありますか?
 
 そうだ、5年後は一日一日つながっているのよね、書いていて思ったよ。 5年後につながるような生活を送っていますか?---今の自分へ。