昨日は「個人情報保護法」に関する研修会があった。弁護士さんがわかりやすく説明してくれたのだが、その内容よりも別の話のなかで、ひとつ心にとまった話があった。その弁護士さんが言うには弁護士の中でも安易に「大丈夫です」と自信たっぷりに言う人はあまり信用しないほうがいいですよ、そういう人の案件に限ってすぐに控訴棄却、なんてことがよくあります。仕事っていうのは万全、大丈夫なんてことはほとんどありえない。うまくいかないかもしれない、という不安や心配はいつもあって、仕事をするということはその気持ちの悪さをずっとひきずっていくもの、その気持ちの悪さを引き受ける、ということです。あなたたちの保育の仕事も事故や怪我がおこるんじゃないか、もしそうなったら・・・という不安や心配はいつもあるでしょうが、でもそれでもその気持ちを持ちながら、・・・でもやっていく。どんな仕事でもそうです。楽観してはいけません。
仕事とはそういうもの、大変なもの、ラクで安全なしごとなんてないんだ。そうかあ・・・勉強会の内容とは全然かけ離れたところで妙に納得して聞いていた。