夜、会議があって夜9時過ぎに帰宅したら家中真っ暗。あれ?次男がいるはずなのに・・・玄関のドアの前にランドセルと給食の白衣袋、長女のカバンとラケットが散乱している。さては・・・家に入ると案の定、私が朝出かけたままの状態。テーブルにはおやつに置いておいたサンドイッチがそのまま。「今日は夜会議です。晩ごはんは・・・」の置手紙もそのまま。 
 そしたら次男がのっそり帰ってきた。「どこいってたの!?」「塾のあとうろうろして、セブンイレブンでマンガ読んでた」・・・・次男も娘も両方とも鍵を持っていくの忘れたらしい。塾で電話かりて、携帯の番号教えてもらって、電話すればいいのにそこまでの知恵は働かないらしい。
 私もなんどか締め出しは子どものころ経験した。家の前でうろうろしてると近所の人が帰ってくると恥ずかしくて、出かけるところです、っていう顔してエレベーターに乗るが、またもどってきて、家の前の廊下から下の道を見下ろして、駅から歩いてくる人影から母をずーっと探していた。あの情けない心持ち・・・。
帰ってきてやっとありついた食料にがっついた二人。まあ、こども心に1回くらいそういう経験も必要よ。家のありがたみもよくわかるよね。