5年前まで、2階のフローリングの部屋に布団を4枚敷いて(もちろん少しずつ重ねながら)5人で川の字に寝ていた。ベッドが欲しい、を毎日連呼して一番我を通す娘が個室に移り、その一年後長男が中学生になって個室へ。それからずっと次男をはさんで3人、煎餅布団で寝ていたが、昨日模様替えで大きな本棚を寝室に移し、地震で倒れてきてはまずいから、と次男は自分の部屋になる1階の和室で寝ることになった。前日、次男が誘拐されそうになった夢を見て、ときどき目を覚ましながら次男の寝息を確かめて、大丈夫これは夢だから、と言い聞かせた。 アレルギー気味の次男のいびきや歯ぎしりや、寝苦しい夏ときどき思いっきり顔に飛んでくる足、赤ちゃんのときとこれだけは変わらない寝顔、先に寝ている次男の布団に足をそーっと入れてあっためてもらった寒い冬、それももう思い出になってしまうんだなー・・・と少し寂しい。いや、相当寂しい。だめだめ、子離れしなくちゃ。

さて、とうに親離れしている娘、カレにバレンタインのプレゼント、それから友チョコを友達に配るんだとはりきってチョコマフィン作り。今回は手伝わないよ、とクオカのチョコマフィンミックス粉を与えてあとは作り方を参考にひたすら混ぜ混ぜ。チョコチップを加えてトッピングはかわいいのを買ってきて、焼きあがってだんなに「ちょっと見て見て、まじかわいい、チョーすてき!なーんかケーキがうまく焼ける娘っていいんじゃなーい?」。だんなはあきれて(?)無言。クリスマスもそうだったが内心複雑だろうなー。