新聞に「感動したがる日本人」というコラムが載っていた。セカチュー、頭の中の消しゴム・・・でも移動のバスの中で娘が涙流しながら読んだ、「1リットルの涙」。多感な中高生の頃に病気を発症し、すすんでいく病状。障害を受け入れられない自分の苦悩、葛藤、悲しみ。現実に理解することは到底無理。本でこそ理解できる、知ることができることもある。ベストセラーをあながちに否定はできないと思った。

1リットルの涙―難病と闘い続ける少女亜也の日記 (幻冬舎文庫)

1リットルの涙―難病と闘い続ける少女亜也の日記 (幻冬舎文庫)