蝉取り

朝から暑かった。アイスコーヒー何杯飲んだだろう。昼すぎ、子どもたちの蝉取りにつきあって合唱のように鳴いている蝉の声のなか大きな木々を見上げていたら合間にみえる真っ青な空とギラギラした太陽にくらくらしてきた。つくだ煮でもつくるの?というほどビニール袋にわんさか蝉の抜け殻をいれてる女の子と、ジージージャンジャン鳴いている蝉を10匹くらい詰め込んでさらに取ろうとしている男の子。いつの時代も、虫取りは楽しいなー。この年になってつきあってる私は幸せな仕事をしていると思う。
 最後に逃がしてあげようか、とビニール袋からだしてあげたが一匹だけ弱って飛んでいかない蝉がいたので、部屋に持ち帰りみんなでスケッチをした。絵を描いたのもひさしぶり。楽しかった。