この一週間、息子の進路のことで家族はたいへんだった。15歳にして、はじめて大きな人生の岐路にたった長男。どちらも選びたい、でも一方は捨てなければならない。何度揺れる長男と主人と私と、(娘もしゃしゃりでて)話し合っただろう。でもね、ながーい人生、そういう場面って何度もあるんだよ。私だって就職、結婚、・・・いろんなところで選んで捨てて、後ろを見ないようにして生きてきた。そのときは迷ったり、ちょっぴりあのときこうしてたら・・・と思ったときもあったけれど、結局は自分で選んだ道は間違っていなかったと思う。
 むかーしむかしの古い歌にさだまさしの「主人公」という歌・・・

あのときもしもだなんてあなたは嫌ったけど
たしかに自分で選んだ以上
せいいっぱい生きる
そうでなきゃあなたにとてもとても恥ずかしいから

ときおりおもいでのなかで
あなたはささえてください
自分の人生の中ではだれもがみな主人公
わたしの人生の中ではわたしが主人公だと


・・・こんなかんじだったかな
なにかを選ぶごとに口ずさんでいた。

息子の選択も、選んで良かった、と思う日が来ますように・・・