karinn2004-01-03

お年玉で服を買うから、3日は横浜に連れて行って、と年末から娘に言われていた。ティーン雑誌で人気のブランドが、バーゲンをするらしい。昨日の疲れも、洗濯物もそのままに横浜へ。そのファッションビルは、娘と私みたいな親子連れと、中高生でいっぱい。娘のお目当ての店はなんと入場制限をして、長い列ができていた。デパートにあるブランドよりは安く、でもけっこう若い子が好きそうなデザインをそろえているが、それよりもなによりも、買いにきている子が、みんな同じ服装!はやっているとはいえ、白のダウンジャケットにチェックのミニスカートにブーツ。あの子もあの子も店にあるのと同じ服着てる。そういう娘とも同じトレーナーの子がいた。それを変だと思わずに、だから買うという。レジにならぶ私の前の子は、やっぱり母親と来ているがどうみても小学4年だ。それが肩まで下がりそうなニットや派手なロゴ入りのシャツを何枚も買っている。あー私もこのおそろしい風景のひとこまに一母親として写っているのだと思うとげんなり。そんな私の思いを知ってか知らずか娘は飛ぶように売れるそのおんなじトレーナーやジャケットを買い、私とも兼用するという名目でニットのお金は出してもらい、満足げだった。耳をつんざくような喧騒と、バーゲンの混雑で、ぐったり。
でも・・・さすがに小学生でこんなところには来なかったが、私が短大の頃もデザイナーズブランド全盛で、バーゲンといえば出かけたっけ。
いくらもったいない、変だ、といってもその世代の価値観なんだな、黙認していくしかないんだろうなと、これから娘が成人するまでの数年間を思うとため息がでた。