風の耳朶

風の耳朶

灰谷健次郎の「風の耳朶」を読む。職場の本棚にあったのを借りたのだが、去年園長先生はどうして長野の無言館別所温泉を職員の慰安旅行に決めたのかわかった・・・これを読んだからだ。盛り上がりはないが、読み進むとしみじみ心にくるものがあって、読後感がとても良かった。新潟の、良寛の晩年過ごした五合庵という所にも行ってみたいと思った。