ひめゆりの少女たち 那須田稔 著

先日から子どもに読んであげていた、沖縄戦の悲惨な物語。私も読みながらこんなにひどかったとは・・・知らなかった。結構長い物語だったが子どもは最後まで熱心に聞いていた。年末鹿児島の知覧特攻平和館に行く機会があり、その記憶も新しいのもあったのだろう。あの特攻兵たちはこの沖縄戦の為に知覧に集められたという。
実は沖縄には夏に行こうと思っている。職場の園長先生の友人が沖縄でペンションをやっていて、そこでは夜沖縄の民謡を歌ったり、戦争の話を聞かせてくれたり、あまり観光化されていない、まだ人骨がでてくるような洞窟を案内して子ども達に話をしてくれるらしい。毎年学童クラブの子達は4年生になるとここに行く。私もうちの子達を是非連れて行きたいと思う。http://www2.ocn.ne.jp/~memi/
去年この園長の友人が保育園に来て、さとうきび畑のうたを歌い、当時逃げ込んだ洞窟の中で子供が泣いたためにわが子をこの手で殺さなければならなかったという悲し過ぎる一人芝居を演じたのを見て、その時絶対子どもを沖縄に連れて行かなければ、と思った。本だけでなく、学校の教科書で習うだけでなく、頭で理解するだけでなく。