選ばれたけれど・・・・

湘南三線のど自慢大会の、大会オフィシャルTシャツを選ぶコンペがあって、
実行委員をやってる身としては、「デザインどんどん応募してくださいー!」なんて
ひとに呼び掛けるんだったらやっぱり自分も描かないと、と
もーデザインのデの字も勉強してないのに
あーでもないこーでもないと描き散らして
結局応募しました。


結果、いいなと言ってくれたひとがいて、
結局オフィシャルデザインに選ばれましたが、
これが、決まって分かったことなのですが
「うれしい」って、ちょっぴりしか思えないのです。


理由はわかってる。


他に応募してくれたひとたちもどれもすごく素敵なデザインだったから。
あーすごいな、って思えたり、そのひとの思いがにじみ出るデザインだったり。




「みんなちがって、みんないい」のに
ひとつをえらばなきゃいけない、苦しさ、つらさ、とまどい。




投票してくれたひとからも
声をかけても投票してくれなかったひとからも、
その気持ちが伝わってきて


胸がしめつけられるようです。



ほんとだったら(赤字になってもいいなら)6種類作りたい。
私もそうだったように、きっといろんな想いをそれぞれ
つたえようと、形にしようと、筆をとったのだから。


やってみて、いろんなことがわかりました。



この応募デザインを紹介する記事ひとつ書くのも、
本当におそろしいほどの話し合いと作業と
意見のぶつかりあいや
いろんなことがあった。



新しいことにチャレンジする、って
おもしろいこと、って
簡単じゃない。
苦しいことしんどいこといっぱい。
楽しいことの裏にあるいろんなこと。



でも、みんなそれを見せていないだけ。




この結果になったことも
重く受け止めて、
これから大会までの一カ月を
心をこめていろんなことをやっていきたいと思います。




最後に。
このデザインの私の想いは


10年くらい前、実行委員長の師匠が
「僕は自分のことを、唄三線の花の種を沖縄から運ぶ、鳥のうんちだと思っています」
というインタビューに答えたことばがずっと心に残っていて


「ああ、ちゃんとその花の種、しっかりこの湘南の地に芽を出して
いっぱいいっぱい、この10年で咲いたよね」って。



それを絵にしました。





ただの色画用紙に、白いペンで手書きした絵を
Tシャツデザインデータにしてくれた、もーちゃん本当にありがとう。
この絵をいいなと言って投票してくださった皆さん、ありがとうございます。




実行委員長の言葉にもありましたが、
大切な時間を使って夢を形にしてくださった、かおりん、こっちゃん、ひとみちゃん、めりちゃん、うみくん、ありがとう。



みなさんの想いにこたえられるよう


良い大会にしたいです。


良い大会にしましょう。


でもひとりではできません。



みなさま、どうぞいっしょに
よろしくお願いします。