信じたいよね

昨日2年生の男の子が
「マンションの下にうぐいすが死んでた、」と朝
固くなったうぐいす(?たぶんメジロだと思うんだけど)を手に持ってきた。
お墓作って埋めてあげようね、と言ってたら
ちょうど死んだカブトムシとセミを虫カゴに入れてたもうひとりの男の子も
僕もお墓作る!というので、薄い板を渡した。

それぞれ絵や言葉を書いて、プールの脇のイチョウの木の下に埋めた。


今朝。
出勤して車を停めたときプール脇のフェンスにメジロがいて、
飛んで行くのが見えた。
仲間を心配して来たのかな、それともお墓参りに来たのかなと思いながら
おはよう、と子どもたちのいるところに行くと
昨日の男の子が、「ねえ、おはか、タヌキが穴掘ってうぐいす食べちゃったみたい、
いなくなっちゃった。カブトムシもセミも・・・」という。
「え? 今ね、そこでうぐいす見かけたんだよ? お友達探しに来たのかと思ったんだけど・・・」


その子は墓標に「うぐいすは、生きようとしていたとおもいます」と書いていた。
私がおじいちゃんだったのかな、寿命だったんだと思うよ、というと
寿命ってなに?って言うから「神様に決められた生きる時間のことかな」って言ったら
その言葉を書いた。


昨日確かにうぐいすはかたくなって、冷たくなってたけど。


私とその子と、カブトムシとセミのお墓をつくったもう一人の子も、
外のセミの鳴き声聞きながら、
「もしかして、生き返ったのかな〜」って
ほんとにそう思ってしまった。