母、誕生日でした。

お正月、娘がお世話になりました。
ごちそう、買い物、おみやげ、いっぱいお世話になったのに
お正月ボケと初仕事のバタバタで声だけのおめでとうでスミマセン。


娘が「ばーばんちのおせち、チョーヤバイよ」と
少ない語彙で絶賛しておりました。
鴨肉のロースト?もめっちゃおいしかったそうで。
(牛たたきと別にこれまた食べさせてくれたのね)


私が小さいころ、友の会とかの会合に連れて行かれ、
そのころから手作りパンや凝った料理が食卓に並びました
刺繍に凝っていたころ家の中のあちこちにテーブルクロスやなんやかやに
おそろしく綺麗なステッチの布がかけられ、紅茶のポットカバー(父が紅茶好きで熱々のティーにはカバーがいるんやと仰々しくいつも紅茶を入れていた)にさえワンポイントの刺繍があった気がする。
しばらくするとお風呂のなかに籐のかご編みに使う材料の、竹ひごのほそいような物体が山のように水につけられ(水につけるとやわらかくなって編める)、家の中は籐かごだらけになりました。これは私も教えてもらい、何個か作った記憶がある。
料理はいつのときもすごかったけれど、中学のころは毎日のようにリング型のコーヒーケーキが家にあり、部活帰りで腹ペコの私のお腹を助けてくれました。(しっとりしてて、粉砂糖がかかった、黄色のタッパーに入ってるのをいまだに忘れられないよ)
その後、私の結婚の前後かな?にはまった鎌倉彫もけっこう究めて、手鏡、ティッシュボックス、ラックなど、花々の浮き彫りがほどこされた物品も我が家に続々やってきました。


・・・そして最後にいきついた料理教室。
これは一貫して20数年続けながらも、絵手紙、川柳、玉すだれ。


結局、エネルギーの矛先が刺繍や洋裁や木彫りやそういうものに向いただけで、
もともとエネルギー過多の性分なんだろうな。
B型の父を凝り性だとあきれてますが、母も十分、凝り性です。


その中で父の両親の介護をし、孫の世話もそれぞれいっぱいして、
15年経ってまた4人目に、あふれるほどの愛情を注ぎ・・・
すごいと思うよ、身内ながら。


まだまだ元気に活動してね。
いっぱいお手本にさせてもらうからね。


おめでと〜!