ドウダンツツジ

仕事帰りの道沿いのスロープで、
あまりの鮮やかさに思わず自転車を降りた。
最近、なぜかこんな自然の色に魅かれる。
去年も同じ場所にあったはずなのに、
その時々で目に入るものは違うんだろうな。

見とれて写真を撮っていたら
「去年より色鮮やかだなあ」と後ろからつぶやく声。
ゴルフバッグをかかえたおじさん。
ボランティアでこの辺の樹木の剪定や草抜きをしているそう。
ドウダンツツジも、きっと嬉しかったんだろうな。


樹木は脳がないから考えることはできないけれど
血液みたいな樹液は流れているから心はあって
だから感情はあるんじゃないか


草木も生きてるんだもんね


この間、緑に囲まれた場所で聞いた
そんな話をふっと思い出した