どんどん変わる

一年前、二年前、・・・職場のあのひとの印象って、出会ったときと全然ちがう。
なんとなく遠かったあの学校の先生も、言葉を交わすたびに、
いろんな出来事が積み重なっていくうちに、変わってきた。

今、夏休み、学校は耐震工事の真っ最中で、
毎日車の出入りを見張ってくれるガードマンのおじちゃん。
一ヶ月前は愛想のない、こわいひとだと思ってた。
昨日、洗濯物を干しながら雑談を交わして、私の父と同い年だとわかった。
この猛暑の中、アスファルトの上で8時から5時まで、制服で立ちっぱなし。
なのに「身体は動かさないと衰えるからね、それにこづかい稼ぎになるし、
仕事の後の飯はうまいんだよ」 と真っ黒に日焼けした顔でにっこり。


声をかけてもそっけなかった、1年生の男の子。
この間怪我をして、病院連れてっていっぱいお話したら、
次の日から一緒に鬼ごっこしよ〜って仲良くなれた。


人と人との関係って、いろんな出来事、会話、ちょっとしたきっかけ、
そして時間の流れの中で
作用し合って、変わっていく。
・・・・近づいたり遠くなったり・・・


私の周りのあのひとや、あのひとや、あのひと・・・
作用、反作用のなかで
これから、どんな風にかかわりが、変わっていくのかな。
そして、これから出会うであろう、誰かとも。


やっぱり人生っておもしろいかも。