後悔しなくて良かった

夕方職場を出るときは曇り空で、
夜の予報は曇り。
降水確率0パーセントだから
大丈夫だよねと
皆で話合ってそのままにしていた
七夕の笹飾り。


園ができたときから七夕は、伝統の仙台の七夕とおなじ、大きな雪洞、
そして着物、財布、宝箱などを和紙で作った豪華な笹飾り。
2週間前からこつこつ皆で作って、子どもたちも折鶴ややっこ、手裏剣などの
折り紙で折って、飾りにしている。
3施設のなかでうちのが一番きれいよね、と上司が誇らしげに昨日言っていた。


夜。
夜練習に車の中で三線やってたら、窓ガラスに細かい雨粒。
霧雨だ。
降ったり止んだり、大丈夫か気になりながら布団に入ったけれど
12時過ぎて雨音が聞こえるほどに。


数年前、同じ状況で外に出しっぱなしだった飾りが
すべて雨で台無しになり、突貫工事でまた作り直した
苦い経験がある。



あわてて車で職場へ。
次男は朝練習のため夢の中、長男もだんなもまだまだ帰って来ない。
仕方なくひとりで夜の学校に行き、
笹は巨大すぎてひとりでは下ろせないから
とりあえず雨樋伝ってひさしの上に登り、ぼんぼりを外す。
少し濡れているけれど、まだ大丈夫・・・・
これ、どう考えてもドロボーみたいだよね、と思ったので
部屋中の電気をつけて、上り下りしてすべての飾りをとる。
すべて終わって家に帰ったら1時過ぎだった。


明け方、雷とともに、目が覚めるほどのどしゃ降りの雨。


良かった〜・・・雨音聞きながら、安心してぐっすり眠りにつく。

今日、晴れ上がった空にぼんぼりの鮮やかな色が映えていました。