楽しんでもらえたら、楽しいんだね

花冷えで曇り空、家を出るときは雨、大丈夫かなと心配だったが、風もなく案外おだやか。
某大学構内の桜はほんと、見事でした。

私たちが到着したらもう宴はたけなわ。
それにしてもご年配の方から大学生まで、40数名。すごいバラエティーに富んだ顔ぶれ・・・
まったく見ず知らずの私たちを快く迎えてくれて
(人見知り気味のyukiちゃんは最初はかたまってたけど)
演奏も期待してくれているみたいでほっとした。


演奏は、ちょっと冒険して「さくらさくら」を唄ってから「恋ぬ花」。
もちろんyukiちゃんの笛もいっしょに。うん、けっこうこの流れいける。
なにより桜に囲まれて唄うにはぴったりだね。
そのあと、安里屋ユンタで踊り入れたら、もうみーんないっしょに踊ってくれるわ
与那国の猫小もノリノリ、十九の春も芭蕉布も歌詞を用意していたのもあって、
おじさまおばさまたちがいっぱい歌ってくれて、
最後の涙そうそうもいっぱい拍手もらえて、ほんと楽しかった。
・・・これが第1部。
席にもどってからしまい忘れた梅ちゃんの工工四に興味深々の大学生たち
(また〜この子たちがとってもまじめな礼儀正しいいい子たちだったんだ)が
「花」のところを開いてそのままじ〜っと見ていて歌い出したのをすかさず梅ちゃんがキャッチ、
では・・・ということで第二部はじまり。
島人ぬ宝、ハイサイおじさん、豊年音頭、あ、そうそう大学の先生ののど自慢にも来てくれた方がウクレレで「月ぬかいしゃ」を歌ってくれたので一緒にアンサンブル。そして最後はほぼ全員で島唄大合唱。
yukiちゃんが用意していくれたギターもバッチリ決まって、
梅ちゃんがいてくれたからハイサイおじさんカチャーシーもこわいもんなしで、
まわりの花見のグループの方からも拍手をいただいて、
なんだかみんなあったかくて、うれしかった。
学生の方が最後に校歌や応援の三三七拍子などのパフォーマンスを見せてくれて(うーんなかなか見ごたえあったぞ)、
ぽつぽつ雨も落ちてきてお開きになりました。

あ、結局ユニット名・・・直前で決めていたのに披露せずじまいだった。
また今度、機会があったら公表しましょ。(そのときは多分かわってるかも)
それにしても、三線やってて良かったな、って今日もつくづく思った。
知らない人でもこうやって、楽しい気分、幸せな気分にさせてくれる力があるんだ、この楽器。
そしてひとりじゃできない、仲間がいて、幸せ。そして、そういう場をいただけて、幸せ。

宴が終わるまで雨をもたせてくれた空にも感謝。


そして・・・今夜。
空のむこうの沖縄では今頃登川流コンクール受賞者激励公演真っ最中・・・。
いっしょに受けた仲間の3人が、舞台に立ってるころかな。
私たちもがんばったよ〜!(ちょっと全然違うとこだけど)
がんばってほしいなあ。
私たちもまたこうやっていろんな経験積んで、
また、沖縄にいって唄える日がきますように・・・!