思い出いっぱい苺ジャム

生活クラブから来てしまった。
ジャム用いちご4パックセット。
頼んだときはきっと作りたくなった気持ちだったんだろうな。
来てしまったからには作らないと・・・・
ぐつぐつぐつ。浮いてくる泡を取って、とろみがついたらレモン汁を落として、煮沸したビンに流し込む。
甘い匂いにくらくら。

10年くらい前までは、毎年叔母の畑でいちご狩りさせてもらったなあ。
くらくらする匂いの中で口にいちごをほおばりながら、山のように摘んだいちごをいっぱいいっぱいもらって帰って、それこそ今日の何倍ものジャムを作ったっけ。
天国のおばちゃん、あのおいしい苺はもう食べられないけど、思い出は、い〜っぱい匂いとともにあふれてくるよ。