忠実にうたうこと

ナークニーに苦戦している。
好きだから、よく唄っていた唄なのに、いつのまにか自己流に唄っていたようで、
唄いまわしが譜面とずれていることがこの間のお稽古でわかった。
一度ついたくせはとるのがなかなか大変。
唄ってついたくせ以上に唄わないととれない・・・



譜面に忠実に。
卒園の子のうたの合唱レッスンを思い出す。
先生が、しつこいくらいに「もっとちゃんと楽譜見て、そうは書いてないでしょ」
と皆の歌い方を注意する。
それは音符だったりリズムだったり、アンダンテのような記号だったり。
「楽譜っていうのは、作者の気持ちなの、作者の○○さんは、こう歌ってほしいから、こう楽譜を書いたの。だからその通りにやらないと、その気持ちを大事にしていないってことでしょ?」


今その意味がよ〜くわかる。
沖縄民謡など、もともと譜なんてなくて、口伝えで伝承してきたものに工工四ができたのだからいろいろ唄い回しがあって当然だとしても、今、ある一つの教科書から学ぼうとしているとき、それをまずそのとおり唄うことはきっと大事なことなんだ。

たまたま気晴らしに「のだめ」を読み返してたら、勝手にアレンジするのだめに千秋がおんなじこと言ってた。


他の唄でも、もう一度譜面を見返したほうがいいもの、あるかもしれないな。