この間、4月からあたらしく入ったお稽古仲間のアルゼンチン出身のRくんと話す機会があった。
27歳の彼は、自動車の部品工場で働いていたがヘルニアでドクターストップがかかり、今は声がかかった次の仕事のために自動車免許取るための勉強中。はにかんだときの笑顔がとってもいい。
ウチナンチュの2世か3世で、日本語ペラペラ。長渕剛がすきなんだそうだ。さすが若い、あっというまに豊年音頭も弾けるようになった。
始めは三線が弾けるようになればいい、と思っていたけれど、唄が大事なんだって思えるようになってきた、って言ってた。唄だけならできても三線いっしょだとむつかしいね、でも唄がうまくなりたい、とも。


アルゼンチンにいつかは帰るの?って聞いたら、「そのうち。2,3年のうちには」って。
そっかあ・・・地球の反対側、アルゼンチンは遠いなあ・・



三線やってなければ、絶対に知り合って話すことなんてなかったと思う。
そう考えれば、つくづくいろんな人に出会わせてくれる楽器だなあ。


一期一会。
きっと一生のうちでちょっとの間いっしょに過ごす仲間だとしても、その時間を大切にしたいです。