月がまたまんまるになってきた。もうふた周りしたんだなあ・・・・
お月さんがはっきりしてくると心がざわざわ・・・


太鼓のときもそう思ったけど、若い頃、もちょっと音楽、やっとくんだったなあ・・。
吹奏楽部とかに入ってたら、ちょっとは違ってたかなあ。
高校の選択は「書道」だったし、ピアノは小学校2年でやめちゃって「バイエル100番」だし、
中学高校は好きでその頃はやりの曲レコードで聴いてただけだったし・・
その基礎のなさが、今出てきたのかなあ。


基礎練からやり直そう、って決めてからもう二ヶ月近く経つ。
コツコツやればなんとかなるかと思ったけど、これが口で言うほど簡単じゃなかった。
やってもやっても戻る。自分の進歩のなさに腹が立つ。だいたい曲を覚えて弾けるようになるほど簡単に進歩が見えない。
今まで弾いてた曲をさらってみると、こんなんでよくライブ出てたね〜あんた、って自分に情けなくなる。

それに練習は孤独だ〜!!(泣)。先に具体的なライブがあっての練習じゃないから余計にさみしい。


そのうえ、「他の人の音を聞くのも大事だが自分の音を客観的に聞くのも大事」とアドバイスをもらう。
あ、師匠も前にお稽古外伝に書いてた・・・で、録音してみる。
これがまた落ち込む落ち込む。
録音機、捨ててしまいたくなる。あ、ほら音ずれた、遅れた、早い、・・・・10秒の間に何回?ああ〜・・・


唯一の救いは、1年前練習していた「祝節」の早弾きが、去年録った音よりは“マシ”になってることが、これダケは明らかにわかること。
1年、っていう長いスパンだとちょっとは進めたのかなあ・・・。


本当にここまでややってる私はよっぽどバカなくらいバカだ。
もうなんだかやって結果を求めるっていうより意地ですか?ってかんじ。
だから、ってやめたいって思わないんだけどね、ちっとも。
楽しくて仕方ないんだけどね・・・・


ほんとに私は何処に行こうとしてるんだか・・・