この二日間は見事にフリー。日曜日の朝に座禅に行っただけ。予定を入れようとすればできたけれど、今週はぐっとこらえてひたすら家で練習、練習。幸い受験生の娘は塾と模試で二日間留守だったし、気兼ねなく弾いて唄えた。
ここのところ“アウト”ばかりで自分の中に“イン”できずにいた。出す中で得るものも多いけれど、取り込む作業も忘れたら、空っぽになってしまう。練習の合間の家事をする時間はipodでひたすら唄を聴き、買い物に行く車の中では唄い、・・・私の病気も相当です。

でも・・・元気良く、堂々と弾けるためにも、自信をもって挑むためにも、これだけやったんだから!って言えるくらいやらないと、相当不安なんです。だから、やるしかないんです。


hacchakiさんのところへ道場破り(?)に行ったとき、「構えの大切さ」を話してくれた。構えをちゃんとする、ということは楽に弾けるため、音がよく出るため、そうすると唄に集中できる、・・・すべてがつながっている・・・って。お稽古のときもやっぱり同じことをいつもきいているはずなのに、唄や工工四に気をとられると基本って、忘れがちになる。それって、まだ身にしみついていないからなんだ。
鏡の前で姿勢を正して弾いてみる。すぐに背中が曲がってくる。お腹に力を入れて、また姿勢を正す。
ずいぶん何時間も弾いても肩がこることはなくなったけれど、まだまだ余分な力が入っている気がする。
自分の身体と三線と、試行錯誤・・・はやく一番いい状態で、思い切り弾いたり唄ったりできるようになりますように。