芭蕉山

昨日、沢山の地鶏の刺身をおみやげに、だんなの両親が鹿児島から上京。
なぜか食事時に、20年近く前に当時両親が赴任していた奄美大島に初めて挨拶に行ったときの話になった。
私はすっかり忘れていたがその時食べにいったお店の名前は「芭蕉山」(奄美の読み方で「ばしゃやま」)。「未来のお嫁さんをこんな名前のところに連れて行くのはなんだとおもったが・・・」その訳は、器量がなくて売れ残りそうなおなごは、芭蕉の山をつけて(芭蕉布を作る芭蕉の山は大変な価値があったらしい)じゃないと嫁に行けない、と言われたとか。要するに持参金。 へ〜・・今になって知った、そんな話。私は持参金はなかったけど。
車で案内してもらった奄美大島は11月なのに暑くて、海が青くて、どこまで行っても何にもなくて(海と家だけ)、緊張のあまり帰りの飛行機で高熱を出したのだけ覚えている。
でもその時に初めて食べた「鶏飯」鶏のスープかけごはんは、うちの定番になり子どもたちの大好物になりました。