今日は「食育」デー、子どもたち50人と豚汁を作った。こんにゃくさわったのはじめて、っていう子、ごぼうってかたいんだね、って言いながらおそるおそる包丁で切る子、「ママの作ったのよりおいしいよ!」と5杯もおかわりした子・・・ひとりひとりと思い出がいっぱい。この日まであまり考えないようにしていたけれど、最後の日、やっぱりじんわり涙。
 午後、外で思いっきり子どもたちと遊んで、さあ帰る時間。スタッフの計らいもあって、4年生の女の子と男の子が代表でお別れのメッセージをくれて、3年生の女の子が手作りの首飾りをいっぱいかけてくれて、みんなで写真を撮って、最後はトンネルアーチの花道を作ってくれてさよならしてくれた。出口の間際で、いつも悪ふざけばっかりしていたやんちゃ坊主の一年生の男の子が画用紙でつくったでっかい手裏剣をくれて、真ん中に袋がついていて中には折鶴が入っていて羽根には「げんきでねありがとう」と書いてあった。
 みんなありがとう・・疲れて睡眠不足で、ぼーっとして出勤した日も、あなたたちの笑顔を見ると元気が出たよ。鬼ごっこも、ドッチボールも、一輪車も楽しかったね。
 別れのあとには出会いがある。また何十人もの子どもたちとどんな生活が始まるんだろう。楽しみだけど、今日はまだ別れの余韻にひたっていたいな・・・