アメリカに住む義姉から「これ読んで」とメールが来た。取引先の人から頼まれて、日本語の家庭教師をしているのだがその女の子(15歳)に「いちばん悲しかったこと」という題で作文を書かせたらしいがその文章。 犬が死んだとか、そういうことを書くのかなと思っていたら、「今私はハイスクールの受験でとてもがんばっている。でもがんばってもがんばってもそれでいいとは家族や周りの人は言ってくれない、もっとがんばれ、できるだろうという。勉強がきらいなわけじゃない、でもこれ以上はできないのに・・・そんなにがんばれというなら代わってみてほしい。でもそれが言えなくてつらい。これが私の一番悲しいこと」 ・・・こんな内容だった。
 
 今中間テスト真っ最中の子どもたち。ちょっとテレビを見ていたら「もうやったの?」と言いそうになり、あ、そうだ塾から帰ってきてほっとしてるんだっけ・・・
 つい親はもっともっと、と期待してしまいそうになる。気をつけなくちゃ。

 ちなみにその女の子は、作文を書いてすごくさっぱりした顔になり、「おこられてもいいからママに見せる」といったそうだ。