2ヶ月ぶりの声楽レッスン。うたうときに息の吸い方、はき方がどうもが悪いのが欠点、息が続かない。オペラ歌手でもある先生の、体の中にパイプが通っているかのような発声は、天性のものでもなんでもなく、日々の訓練、体の使い方だという。やっぱり腹筋は毎日やっているのだそうだ。横隔膜を意識して、背筋は伸ばして、喉の奥を空けて鼻のほうへ空気を通し、頭のてっぺんから声を出す、いろいろ言われると余計に気があちこち分散して、そうするとうたのほうがおろそかになってしまう。それでもみっちり30分の個人レッスンはうたうことの基本を思い出させてくれる、貴重な時間。