朝、座禅に行った。朝6時でも蒸し暑くて、その上開け放したお寺の庭の眺めは良かったが、座禅中に蚊に3箇所も刺された。無心の境地とは程遠く、さすがに鼻にとまったときはじっとしていられなくて追い払った。(殺しはしなかったけど)
住職さんの後の話に「末期の眼」という話が出た。病に倒れたときや死を間近にしたひとには世の中が輝いて見える生きていることのすばらしさに気づく。普通のなんでもないことが尊いことに思える、そういうことがあります、と「飛鳥よ、そしてまだ見ぬ子へ」(31歳、末期がんでなくなった医師の遺稿集。)という本を引用して話された。
飛鳥へ、そしてまだ見ぬ子へ―若き医師が死の直前まで綴った愛の手記 (祥伝社黄金文庫)
- 作者: 井村和清
- 出版社/メーカー: 祥伝社
- 発売日: 2002/06/01
- メディア: 文庫
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なにかどこかでつながっている、不思議なことがいっぱいある。おもしろいな、人生って。