最近近所にできたイトーヨーカドーに、まだ行ったことのない娘と一緒に行く。食料品売り場は中にもデパートみたいな量り売りのお惣菜コーナーや高級和牛専門の肉屋があったり品揃えは豊富。思ったほど安くはなく、デパートをめざしてるのか、なんなのか、中途半端なかんじ。やたら広いので逆にいつもの買物をするには場所がよくわからなくて時間がかかり疲れた。昨日おでんをいっぱい食べたので、あっさりおいしいお魚でも食べよう、と鮮魚コーナーにいったらいっぱいの刺身の盛り合わせを横目で見ながら娘は「お母さん、アジの刺身が食べたい。骨抜きするから」と、一匹98円の特売の刺身用アジを指差す。刺身の盛り合わせは量と値段を見て買ってくれないと判断したのだろう。結局5匹買う。レジのおばさんがアジの入ったビニール袋を確認して「イワシですね?」という。「アジですけど・・・」このやりとりに娘と「あのおばさんアジとイワシの区別つかないんだよ、きっと切り身しか食べたことないんだよ」と話す。 こんな日常のちょこっとしたやりとりで、この子が大人になったときの価値基準ができてくるんだろうなあと思う。