ジョギング 5k

たまたまチャンネルをまわしたら、放送大学で「脳の健康科学」という講義をやっていた。ボードに「思えばできる」「思わないとできない」という言葉があり、興味をひかれてそのまま見ていたら、おもしろい話だった。よく覚えていないが脳はイメージしたことを現実化しようと行動を起こすように命令し、それで身体が動く。だから思わないとできないそうだ。夢であっても「そうなりたい」と強く思うとそのための行動を起こそうとしてくれる。ちょっとでも「だめかな」と思うとできなくなるのはそのせいだ。朝、起きられるのもそのあとに「やろうとする予定(目標)」があるから起きられる。だからなにも予定のない休日は起きられない。目標を失うと身体が動かなくなるのは脳のメカニズム。
巨人の清原選手が巨人に入ったときスランプにおちいるなと、その先生は確信したという。それはインタビューで「こどものころから巨人に入るのが夢でした」と語ったからだという。また、山で遭難した人が山小屋の手前数十メートル手前でなくなることが多いという。脳が「できる」と行動を起こしていたのが「できた」とイメージしてしまうととたんに機能がダウンしてしまうからだ。山小屋を目にしたとたんに「山小屋についた」とイメージしてしまい、身体を動かす命令が急に小さくなってしまう・・・妙に納得できる話だった。目標がないと動けない。常になんでもいいから目標持って日々過ごさなければ。