お昼に川越に住むお義母さんの弟夫婦と、千葉に住む2番目の弟がはるばる横浜に姉を訪ねて来宅。朝からおもてなしの料理作り。来客は久しぶりだったが今日は娘とお義母さんが手伝ってくれて、順調に料理が出来ていった。メニューは、親子蒸し、カニシュウマイ、春雨入りバンバンジーサラダ、アジの中華風マリネ、イカとエビとブロッコリーの中華いため、スイートポテトパイ。
川越のご夫婦は昭和9年生まれと12年生まれ。おばさんは初めてお会いしたが、奇しくも妹と字も同じ名前、昔デパートに勤められていて、いまは書道の師範としてカルチャーセンターやお寺の若い住職さんたちにも教えている、機関銃のようによく喋る、でもとても気遣いのある、場を明るくしてくれる方だった。おじさんの方は市役所を定年後、洋ラン作りの趣味が高じてラン屋さん(?)で週3日働き、後は近所の畑を借りて野菜作りと近所のプール通いに忙しくしているらしい。どこかの夫婦みたい、と話を聞いていて思った。いそがしいいそがしいとなげきながら楽しそうなお二人。「たいしたお金も出ないアルバイトなのに絶対休もうとしないから、旅行にも行けないのよ」となげくおばさんに「いや、69の俺にもおれじゃなきゃ、という役割があるんだからそれが大事なんだ」と反論するおじさん。そうなのよね。役割作ってあげなくちゃ。介護保険のお世話になって週3回デイサービスとヘルパーさんに「やってもらっている」だけのご両親。運動もしないといかんなあ、と言うだけで、きっとまた鹿児島に戻ったらやらないんだろうな・・と思うとどうしたもんだか・・・とだんなと顔を見合わせてため息。