年末の沖縄






一ヶ月ぶりの沖縄は、おじーは寒いと言ってたけど
凍るような朝の寒さだった関東から来たら涼しいと感じるくらいで
あいかわらず花盛りだった
肝心の娘とは着いた日が当直で会えず、
当直明けの夕方、やっと3時間ほど会えただけだったけれど、
それでも年末年始に帰省できない娘と
あれこれ仕事の話や近況を、会って話せたことは本当に良かった。


2週間ほど前に胃腸炎にかかったというけれど
すっかり元気になっておかげでちょっとやせたと言ってた(^^)


ヤンバルでは今回グルクンやミーバイ、マクブという沖縄の色とりどりの魚を
その場でおろしてくれてる美味しいお刺身屋さんに連れていってもらい、すっかりとりこに。

おいしかったー!


ヤンバルではみかんの木がたわわになっていて、キンカン、タンカン、シークワーサー、カーブチ(こっちの温州みかんと似てるけれで色は緑)など、今年は豊作だと、タンカン農家のオジーが教えてくれた。
聞くと花芽のできる6〜8月にまったく沖縄に台風が来なかったからだとか。
そしたら
「何で来なかったか知ってるか、首相が辺野古を進めようとするからだ」
という。
えーそうなの?というと いや、本当さ、神様が怒って内地(本州)に台風行かせたさ、
とおじーたちが真顔で言ってた。

それを聞いてたらそれも本当な気がしてきた。



山学校の仲本せんせには昔話のついでに蓄音器も物置からひっぱりだして見せてくれたけど
きっぱりと「僕はまだ戦争は終わったとは思とらんよ、続いてるさ」
と言ったことが印象的だった。


まさお先生もあいかわらず元気で、稽古にも参加させてもらい、
自家製生姜湯(黒糖と生姜と、サラカチという漢方の生薬の木片とをポットにいれてた)
をいただいた。

帰って「春の唄」という唄を唄ってたら、サラカチというのが歌詞にあって、
あーこれか!って思った

「山のさらかきに袖やひかるとも にほいある花や訪ねぶしゃぬ」
(とげのあるバラ科の枝なので、それに袖をひっぱられようが 花(恋人)のところを訪ねていきたい)



今回の旅もあまり天気には恵まれなくて、やっと最終日に晴れたので
今回は南部にドライブ。
最後に青い海と景色を心に刻んで沖縄を後にしました



短かったけれど今回もいろいろ感じた、もらった旅でした