読書の秋だし

弥勒世(みるくゆー) 上

弥勒世(みるくゆー) 上

id:jsfishさんが紹介していた上下巻。
紹介してくれた次の日に即注文して、
残暑の頃から読み出して、やっと読了。



三線をやってなくて沖縄をあまり知らなかったら、
コザの街にこんなに何度も行っていなかったら、
ただのハードボイルドで、
そんなに面白いと思わなかったかも。



読み応えありました。



ただ、上巻は丁寧で良かったんだけれど、
下巻に入るとだんだん暴力、殺人がエスカレートしてきて
ちょっと辟易・・・。置いてけぼり。



もう一冊。

チューバはうたう―mit Tuba

チューバはうたう―mit Tuba

これも三線クラブの方にご長男に・・・と
紹介してもらった一冊。
これは、チューバやってた長男なら、きっと共感するだろうな、と思ったらやっぱり。
でもこの楽器をよく知らない私でも、小説として十分面白かった。
さすが、太宰治賞受賞した作品。
それにしても、この作者のひと、34歳・小児科医。
いろんな感性を持った、いろんな人が、世の中にはいっぱいいるんですネ。