夏の終わり、秋のはじめ

朝晩、これだけ涼しくなると、やっぱり秋なんだな〜と思う。


母の田舎の丹波のおばあちゃんちで夏をすごしていたころ
夏休みも終わりに近づくと
たくさんいたいとこも一人、二人と減っていって
たいてい2つ上のえりちゃんと私たち姉妹だけが残って


昼間のセミの鳴き声もだんだん減ってきて

夕暮れのころひときわおおきくなるヒグラシの鳴き声と
お風呂を焚く薪の煙の匂いと
わらぶき屋根の家のまわりを囲む大きな杉の木の山の陰と
夕焼けと赤とんぼを
強烈に思い出す。



木々の匂いにかこまれて
思い切り深呼吸したいな・・・。