感謝の一日

今日の一曲目はめでたい節でした。
唄う前、緊張よりもここ(舞台)に立てたことの安堵感のほうが大きかったです。


じつは5日前、仕事で私の軽率な言動で相手に不快感を与えてしまったことで、周囲にも迷惑をかけてしまうほど大きな問題になりそうなトラブルを抱えてしまい、一睡も寝られない夜をすごし、お稽古の前にも大泣きをしてしまうほどでした。
日舞台に立てるのか、立てても唄に集中できるのか、すごくすごく不安でした。
でもその後3日間、せいいっぱい、自分のできることをやって、あとは天にまかせるだけ・・・・という状態まで回復しました。


そして迎えた今日でした。


ありがとうをいくら言っても足りないくらいの人たちがいます。

茅ヶ崎からわざわざ来てくれた師匠とご家族と仲間。
そして応援に、これまた遠くから来てくれた仲間。
こそっと見に来てくれて、こそっと帰ってしまったYさん。
カチャーシーをおおいに盛り上げてくれた、次の出番でスタンバイしていたあきちゃんほか職場のみんな。



そして、何よりうれしかったのは、うちの裏の家に住むおばあちゃん。
いつもいつもいつも、この二年間、朝も昼も晩も私の練習する唄三線聞かされて、それでもいつも文句一つ言わず、たまに勝手口から顔を出しておしゃべりするときほめてくれたおばあちゃん。
今日、初めてちゃーんと唄を披露することができました。


終わったあと、駆け寄ってきて「あんた、えらいね〜!よくやったね〜!」って
抱きしめてくれました。
ほんとにうれしかった・・・。


このお祭りにも数年ボランティアで参加して、顔見知りになった地域で活躍するおじさまおばさまたちが、終わったあと、恐れ多いくらいにたくさん声をかけてくださいました。私的には三線はめちゃめちゃだったし唄もリズムもまだまだだったけれど、「すごく良かったよ!」の言葉は、素直にいただきたいと思います。


良かったよ、は、師匠の演出のおかげ。
12月2日のステージでもう一度、それを生かせられるよう、がんばりたいと思います。



その後、公園でのパネルシアターとねずみ人形、いつもの二倍くらいのテンションのままやったかんじ・・・

そして
去年までいつも後ろで微笑みながら、写真を撮ってくれた、かみやさん。
天国から見てくれてましたか。
かみやさんがつないでくれた縁はまだ切れずに、今年も小学生と先生といっしょに演じることができました。


いろんなことがありすぎて、今夜も寝られないかもね。


えっちゃん写真ありがと!