忘れないうちに書いておく。

発声練習。スタッカートまでひととおりやったあとの先生の言葉。
「音感はいいものもっているけれど、それを完全に体を使って再現させてないわね」
そのためにはトレーニングが必要・・・自分の身体を知り、自分の音を知る。どうやったら自分の出したい音が身体から出せるのかを試してみる。そしてその身体を作っていく。
「そして自分の身体は、毎日変わるのよ。昨日やったことはもう今日通用しない。
それは衰える、って意味ではなくて、良くなったり悪くなったりする。
だから毎日毎日、その日歌える身体を作ってあげるの。 体操をしたり身体をやわらかくしたり、喉の色々な筋肉を動かしたり・・・」
その努力を怠ると、その人はそこまでしか歌えない。



そして歌を歌う。コンコーネ8番。「音程が激しく動くところでもテンポがゆっくりにならないよう、おなじテンポの中でね」・・・ああ、ここでも私の課題。


「村祭り」「赤い靴」「てるてる坊主」童謡3曲。
なぜこれを選んだかは、どれも曲想が違うから。それぞれ意味を考えながら、歌い分ける、その練習。ここはレガートで、ここは元気良く。元気良くても跳ねすぎない(あ、どっかで聞いた言葉)。


たった30分の個人レッスン、今日も中身が濃かったなあ。