お寺のライブ

今日はお寺での大護摩供法要という行事の後のライブコンサートに出させてもらった。
午前中、本堂でセッティングしてリハ。写真はリハ中のもの。(もちろん、ご本尊さまには本番のときには、ついたてをして、失礼のないようにしました)この会場に150名来る、という。本当にこの会場に?半信半疑。
午後から控え室の外がにわかに賑やかになる。覗いたら、本当にいっぱいの人!お坊さんが数人、お経を詠み、太鼓と鈴も入れてのご祈祷の中、本堂の仏様の前で護摩(木の御札に願い事を書いたもの)を焼いている。本当に火がついてる!初めての経験でびっくり、「出演者の方もどうぞ」というので硫装の衣装のままお札を投げ入れお祈りさせてもらった。
 ライブは・・・足の踏み場もないほどの人、人、人。結局170人の入りでした。でも各所に失敗あり・・・。なかにはあろうことか「赤田首里殿内」の手遊びをテンポをだんだん早くしてやったら、最後の最後に前でやってる私が間違えて思いきりお客さんを笑わせてしまったものも。でも先生の演出の効果か、50分もあったのにお客様を飽きさせることなく、良かったわよ、と声を多々かけていただき、住職さんの気難しそうな顔も終わってみれば笑顔で饒舌になり、こちらも本当に心があったかくなって帰ってきた。今回の経験もとても貴重で、本当に勉強になりました。


・・・私はお釈迦さまの境地には当分立てないなあ・・・だって欲のかたまり。このまま、良かった、で終わりたくない、もっともっとできること増やしたい、上向いていきたい・・・すぐ、そんな気持ちが出てきちゃったよ。
どうどうどう・・・、ひのえうまの向こうっ気、ちょっとおさめながらいかないと、息切れするよ、って誰かの声が聞こえてきそう。