朝、地域で一緒にボランティアをしている人から連絡があった。もう一人、一緒にお寺のサロンを立ち上げ積極的に小学校や中学校にも働きかけて福祉マップ作りやお祭りなどで交流を図ってくれた方が亡くなられた、と。
告別式の連絡かと思ったら「それがね・・」本人の意思で大学に献体をしたそうでご遺体が返ってくるのは遅ければ一年後とかになるとのこと、ほんとに、あの方らしい。
私の父より年上だけれどすごくお元気で、とっても背が高くてダンディーで、おもかげが祖父と重なるときがあった。ときにははっきりしない行政の担当者に江戸っ子口調でずばっと切り込む意見を言い、子どもが大好きで、私が子どもたちとやるねずみの人形劇が大のお気に入りでいつもほめてもらった。趣味の陶芸と写真はプロ並みで、お祭りのときに撮ってくれたこの写真は自分でも傑作だから、「いつかコンクールにだすよ」とニコニコしながらおっしゃってた。
・・・もうあの笑顔に会えない。涙がとまらないです。